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愛し愛されて生きるのさ。

愛し愛されて生きるのさ。

『夜がまた来る』


『夜がまた来る』(1994・石井隆監督)

 記念すべき初主演作。石井隆監督と言えばセックス&バイオレンスな作風で有名である。この映画で彼女は夫の無念を晴らすために、自らを貶めてしまう女・名美を演じている。
 まず、初主演作であるにも関わらず出し惜しみせずに脱ぎまくっているのに驚く。あまり必然性を感じないシーンでも堂々たる脱ぎっぷり。まさに体当たりの演技である。
 内容もレイプやシャブなどととてもダークであるが、決して下品にはならず、どこか女神のようなオーラすら漂う。
 ラスト、全ての真実が明かされる屋上シーンは必見。男と女の激しい情念が浮き彫りになる名シーンである。
 『女は自らを地獄に堕とした』というコピーもお気に入りである。


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